動脈硬化の検査

動脈硬化は、加齢によって誰にでも起こりますが個人差が大きく、
その進展には食生活や運動不足などの生活習慣が大きく関連しています。
大きな病気にかからないためには、早期発見が最大の秘訣です。

こんなことにお気づきの方は早めに検査をうけましょう!!

40才以上で思いあたる方は、検査を受けられることをお勧めいたします。

  • 喫煙
  • 冷感・しびれ感
  • 肥満
  • 高血圧
  • 高脂血症

こんな方は要注意!

動脈硬化の検査法

検査方法はとても簡単です。
検査にかかる時間はわずか5分程度です。

血圧を測るのと同じくらい気軽に受けられます。
両手、両足首の4箇所の血圧を同時に測定するだけなので、ほとんど痛みはありません。
薄手の服でならそのままで測定できます。

  • 検査手順
  • 1.ベッドに横になって血圧計などを装着
  • 2.測定中は安静にしてください
     測定後、プリント結果がでます
  • 3.測定結果をもとに今後の生活や病気に関するアドバイスを受けます

・この検査でABIとPWVを同時に測定し、血管の硬さと狭窄を知ることができます。また得られた波形などの情報から動脈硬化を総合的に診断することができます。

何で分かるの?

●PWV(PulseWaveVelocity)・・・脈波伝播速度
心臓から押し出された血液により生じた拍動が、血管を通じて手や足に届くまでの速度のことで、脈波伝播速度と呼ばれます。血管が硬い程、その速度は早くなります。

血管の硬さ

●ABI(Ankle-Brachial Index)・・・上腕と足首の血管比
足首と上腕の血圧の比を測定することで血管の狭窄の程度が分かります。健常人の場合、足首血圧は上腕血圧より高いのが普通ですが、足の動脈が脂質等で詰まったりすると、血流が悪くなり上腕の血圧より低くなり、ABIの値が低くなります。

血管の詰まり具合

※注意:測定結果によっては自費扱いとなる場合がございます。
詳しくはスタッフにお尋ね下さい。

検査手順